Boulevardier - ブールバーディエ

  • 2017.02.01 Wednesday
  • 02:14

 

Harry MacElhone氏のレシピ本にも登場する、100年近い歴史を持つ有名なカクテルでありながら、日本では悲しいほど知られていないブールバーディエ(ブールヴァルディエ)。けだし発音が難し過ぎて定着しなかったゆえだと信じます。パリの大通り(ブールバード)を、肩で風を切って逍遥する"伊達者"を意味するカクテルで、海外では根強いファンを持つスタンダード。そして最も重要なことは、これがとても美味しいカクテルだということです。

 

■Boulevardier - ブールバーディエ


バーボン (ライウイスキー) ……1/3
カンパリ …………………………1/3
スイート・ベルモット …………1/3

 

オールドファッションドグラスにビルドする。

オレンジピールを絞りかける。

 

または、ストレートアップで。

ミキシンググラスでステア、カクテルグラスに注ぐ。

 

※海外の情報を参考に、標準的なレシピを集約して記述。

 

材料を眺めて気がついた方はさすがです。"ネグローニ"のバーボンベースです。

 

ベースのジンが、バーボン(ライウイスキー)に代わった、つまりネグローニ・バリエーションといえます。而してこのベースの違い、両者ともに綺麗なハーモニーを奏でるのは勿論ですが、驚くほど仕上がりに印象の変化を生み出します。個人的な表現で例えるならば、ネグローニを "春夏の爽快なほろ苦さ" とすれば、ブールバーディエは "温もりを感じさせる秋冬" といえるでしょうか。

 

ベーススピリッツの違いから"ネグローニ"と比較しましたが、他にも、クラシックなスタンダードのなかでは"オールド・パル"との対比が面白いところです。こちらはベルモットの違いですね。興味がある方は自分で調べてください。

 

カクテルを作ったことのない方には、小難しい話をしているようで恐縮ですが、日本人に、少々馴染みの薄いこれらのカクテルも、ビタースやアマ―ロ、ベルモットなどが傍にあって、様々なかたちで嗜まれる欧米の文化においては、あなたにとってのモヒートやハイボールなどと同様に、思うよりずっと普段着のカクテルなんですよ。気軽に飲んでみてください。

 

…ともあれ、長く寒い冬の夜に、ブールバーディエ!

 

伊達男たちの、胸に秘めた人恋しさを感じさせる、ちょっと粋なカクテルです。日本のバーで少しでもオーダーされることが増えることを期待して筆を置きます。

 

I guess it’s a well known great classic. but mostly foreign customers who order here.. Almost all Japanese can’t call it with proper pronunciation. It’s too difficult for us(me). Sadly so, it has tended to be leaved out of Japanese cocktail books. Thus, the name of boulevardier was forgotten in progress of time..
 


- Bar Kirkwall - バー カークウォール
広島市中区流川町2-22 インペリアル1st 2F
082-249-2140
www.barkirkwall.com
19:00〜4:00 Last Entry - 不定休 -


 

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