プルトニー13年(ハートブラザーズ ファイネストコレクション)

  • 2018.09.17 Monday
  • 02:14

PULTENEY 13yo(2001)
Hart Brothers “Finest Collection”
bourbon barrel, 55.5% abv.

北の強者と呼称されるプルトニー。本土の北端にある港町"ウィック"に位置する、実力派の素晴らしい蒸溜所です。(個人的な)どうでもいい話を加えれば、過去十数年に渡って、好きな蒸溜所 No.6を堅持するとても大切な存在。ここ数年は、オフィシャルのコアレンジ/中熟における品質がとても充実していて嬉しい反面、ボトラーズへの供給配分を極端に絞っている状況で、その選択肢の少なさと、価格の異様な高騰に悲しみを禁じ得ません。

 

丁度、その過渡期に突入する直前に“ハートブラザーズ”からリリースされたボトルが、一昨日夜、穏やかに天に召されました。開封から1年半、確かに開いた味わいのなかに、まだ芯のある生き生きとしたハリが残っており、多くの方にもっと飲んでいただきたかったのですが、残念ながら今のところ在庫なしです。また会える日まで。ともあれ、ありがとう。

 

※補記

最後の一杯、テイスティングノート。
メントール、青リンゴ、麦、バニラ、微かなオイリーさとスモーク。派手さはないが、心地よくバランスの取れた香り。口に含むと、香りから想像する通りに、均整のとれたハンサムな立ち姿が顕れる。アルコールは感じるが、歪みなく構成をしっかりと下支えする。バレルの樽感も出しゃばらず、頃合いの熟成に好感が持てる。時間とともに、オレンジや赤い林檎、シナモン、クローヴなどのスパイシーなアロマ。薄いスモークに包まれ、苦味のあるドライな余韻が長く続く。

若々しく、フレッシュな好青年を想わせる。外連味も、無駄な贅肉もない、地方の旧家の出自。モラルと教育と愛情を充分に授けられた健康な男の子。これからの苦労が彼を磨くだろう。飲み干したグラスに、北ハイランドの明るい将来を予見させる伝統的なウイスキーの面影が残った。お父さんは、娘がいたらこんな男になら娘をやってもいい。

 


Bar Kirkwall - バーカークウォール
広島市中区流川町2-22 インペリアル1st 2F
082-249-2140
www.barkirkwall.com
18:00〜4:00 Last Entry 3:00 - 不定休 -


 

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