クレイゲラヒ19年(エディションスピリッツ)

  • 2018.09.18 Tuesday
  • 02:14

CRAIGELLCHIE 19yo(1995)
Edition Spirits “The First Edition”
sherry butt, 54.6% abv.

クレイゲラヒのようになりたい。思えば心のどこかで、昔からそう願っていたのかも知れません。マッカランでも、グレンリベットでもなく、他の蒸溜所にはない、スペイサイド・ウイスキーに必要な味の構成要件を複雑に備え、地理的にもスペイサイドの中心に君臨するこの蒸溜所には、私にとって、耐え難く惹きつけられる、正負を超えた不思議な魅力が存在します。

 

ウイスキー業界の名家、レイン一族のホープ、アンドリュー・レイン氏による"エディション・スピリッツ社"。そろそろ設立から10年が経ちますが、蒸溜所のもつスタイルと、適した熟成感にこだわりを持ち、妥協のない樽選びを続ける姿勢に名家の誇りが感じられます。そのブランドである“ファースト・エディション”から届いたクレイゲラヒがこちら。似たスペックのリリースが、数年に渡って度々リリースされていますが、その中で、最高のお気に入りがこれです。

 

※補記

開封、約2週間後のテイスティングノート。
瑞々しい林檎、淡いバニラとフローラルの奥からジャスミンのような華が湧き上がる。基底部を支える確かな麦とスパイス。パレートは、香りから予想する複雑さに加えてペッパーが火花を散らし、特有のワクシーな余韻を伴って消えていく。タンジェリン、アーモンドオイル、ベイクドパイ。良い意味で、シェリー樽の影響は少なく、生来の激しさと繊細さの相反する要素を、大らかな樽感がまとめ上げて好印象。ゲラヒにヘビーなシェリーは似合わない。余韻も長く、蛇が畝るように這い回りながら、渾然一体となって闇の奥へ消えていった。気力体力に満ちた時期の、男の野心か女の邪念か。どこかに暗い背徳を想わせる、やはりペシミスティックなウイスキー。

 

 

A good dram from the real King of Speyside distilleries. There seem to be a couple of similar releases. But personally, I guess this is the best one.

 

The influence from the cask is relatively minor. So, It has their inborn traits(antipodal properties of intensity and delicacy)left. And these textures are vividly appearing in the gentle oaky flavor. There is no need for heavy sherry influence at Craigellache.

 

It feels so naughty, and kind of wicked. There is something immoral sense in it. As l thought, It is an amazing pessimistic whisky.

 


Bar Kirkwall - バーカークウォール
広島市中区流川町2-22 インペリアル1st 2F
082-249-2140
www.barkirkwall.com
18:00〜4:00 Last Entry 3:00 - 不定休 -


 

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